過去への憧れと現代の技術が融合した、Mr.Gentleman EYEWEARの意欲作「CLINT」。名優クリント・イーストウッドからインスピレーションを得た本モデルは、クラウンパント型のフォルムに、ブランドが約4〜5年前から採用している4点留めブリッジを搭載。武骨で立体感のある独特な形状と、クールで凛とした雰囲気が特徴です。

CLINTの最大の特徴は、ブリッジとリムを4点で繋げる昔ながらの技法を取り入れたブリッジデザインです。この「4点留めブリッジ」は、ロウ付け技術がまだ乏しかった時代に用いられていた技法。現代の技術では2箇所接着するだけで十分ですが、デザイナー高根氏は敢えて昔の技法を取り入れることで、ヴィンテージ感漂うデザインへと仕上げました。

この4点留めブリッジは、何度も再販売を求める声があがった人気の構造。今回は過去作をそのまま出すのではなく、新たなデザインとしてプロデュースされ、ユーザーの要望に応えつつ、期待をさらに超えるモデルとして誕生しました。

CLINTのもう一つの大きな特徴は、メタルフレームでありながら太リムであること。通常のリム幅と比べると、およそ2倍の厚みがあり、前からだけでなく横や上から見るとその重厚感がよく分かります。

メタルフレームは本来、その強度の高さから軽さとスッキリとした見た目を追求できる素材。しかし、CLINTはあえて太リムを採用することで、メタルならではの渋さと重厚な存在感を表現しています。これは、アセテート素材では出せない独特の雰囲気です。

存在感のあるブリッジに負けない魅力を放つリムにも、Mr.Gentleman EYEWEARならではの隠し味が。近年トレンドとなっている前後幅の広いリムは、目元の印象を強め、奥行きのある顔立ちを演出しますが、CLINTはさらに一歩進んでいます。

外側をやや厚めに、内側の厚みはやや控えめに。顔の凹凸に合わせてリムの幅を変化させることで、顔面と眼鏡の一体感を実現。誰もが"しっくり来る"アイウェアを実現しました。

近年、アセテート素材は高価になりつつあります。しかし、掛け心地が劣ることを許さないMr.Gentleman EYEWEARは、今回もメタル素材に頼らずアセテートテンプルを採用しました。

このテンプルは、人気モデル「DAVID」にも用いられたもの。素材はアセテートで、リムと同じくメタル素材のテンプルにするという選択肢もあったはずですが、デザイン的な面白さとフィット感を狙ってアセテート素材を組み合わせました。きらっと上品に主張するヨロイ等のパーツも相まって、カラーと素材のコントラストが魅力を高めています。

さらに、熟練の職人がテンプルの内側を丁寧に削り、厚みを調整。テンプルは途中で削りが入った二段階構造になっているため、通常のアセテートテンプルよりもさらにフィット感の強い仕上がりとなっています。長時間身につけても疲れを感じない、極上の着用感と頭部への心地よいフィット感を実現しています。

CLINTで注目すべきは、ブランド初となるアンティークカラーを採用した「Vintage Gold」と「Vintage Silver」。これらは、フレームに複数のメッキを重ね掛けすることで、まるで使い古されたコインのような独特な風合いと色合いを表現しています。

表面に小傷やサビが付いているように見えますが、実際に付いているわけではありません。特殊なアンティーク加工を施すことで再現した、古いもの「っぽさ」です。新品でありながらヴィンテージの風合いを持つこの仕上げは、4点留めブリッジと合わせて、より一層ヴィンテージアイウェアの雰囲気を楽しんでいただけます。

ゴールドカラーは海外のコインのような雰囲気があり、シルバーに表面加工が施されたものは、鉄道具の経年変化さえ感じさせます。人の手により長く愛されてきた「道具」だけが持つことを許された色っぽさが、CLINTにも宿っています。

使い古された鉄道具のような色っぽさを持つCLINT。新しいはずなのに不思議と感じる"相棒感"は、長い間共に過ごしてきたライダースジャケットやジージャンとも肩を並べます。

ビジネスシーンからカジュアルな場まで、あらゆるスタイルに調和。男性をより魅力的に見せるだけでなく、女性のマスキュリンな装いにもフィットします。CLINTは、あなたにとってきっと信頼できる一品となるはずです。

古いものと新しいものが絶妙なバランスで交じり合った時、唯一無二の逸品が生まれます。CLINTは、過去と現在、時代の融合を果たしたロマン溢れるアイウェアです。

手仕事ゆえに生産数には限りがありますが、職人と二人三脚でものづくりを行い、クオリティへの妥協を許さないMr.Gentleman EYEWEARだからこそ実現できた、信頼できる一本。あなたの日常に、新たな「憧れ」を呼び起こす力を持つCLINTを、ぜひ検討ください。